トピックス

2024年11月20日(水)

松江城および松江歴史館見学

 環境・建設工学科3年生の「地域建設史」で,11月19日(火)に松江城と松江歴史博物館の見学を行いました.

 特に,松江城では,松江市文化スポーツ部文化財課の飯塚康行様に案内していただき,明治に建てられた興雲閣や松江城を見学しました.松江城では,天守閣に登りながら,歴史的な構造上の特徴,現在の耐火基準や耐震基準に対応させる工夫について学びました.飯塚様,ありがとうございました.また,松江歴史館では,松江城下町の成り立ちについて調べることができました. 

2024年11月20日(

専攻科2年生 野津秀太さん (環境・建設工学科 卒) が 『令和6年度土木学会全国大会 第79回年次学術講演会 優秀講演者賞』を受賞

 2024年9月5日および6日に開かれた令和6年度土木学会全国大会での講演で,松江高専専攻科生産・建設工学専攻の2年生,野津秀太さんが,年次学術講演会優秀講演者に選ばれました. 

 講演の研究テーマは「深層学習による 3 次元形状の復元と損傷の検出」で,コンピュータによる機械学習を活用して,コンクリートブロックのひび割れや鋼材梁の腐食の検出を行う研究であり,建築分野のDXを推し進める上でも大変重要な研究となります.

2024年11月15日(

県庁周辺のモダニズム建築を見学

 11月15日(金)に,環境・建設工学科3年生の「地域建設史」で,島根県庁周辺の「モダニズム建築」の見学を行いました.島根県総務部営繕課の山本大輔様と井上翔太様に来ていただき,建築家の安田臣,菊竹清訓が設計した,旧博物館(竹島資料室),島根県庁,島根県立図書館,武道館について,現地でご説明いただきました.島根県庁周辺の建物が,松江城の景観との融合を配慮して設計されたことや,図書館および武道館での,菊竹清訓特有の設計の特徴について学びました.山本様,井上様ありがとうございました.

構造部門 載荷の様子

2024年11月2, 3日(土, 日)

全国高等専門学校デザインコンペティション2024 in 阿南に参加!

 11月2日(土)・3日(日),阿南高専において開催された第21回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)2024 in 阿南の「プレデザコン 創造デザインフィールド」,「プレデザコン 空間デザインフィールド」と「構造デザイン部門」に本校のデザコンチームが参加しました.「構造デザイン部門」では,30高専52チームが参加し,「紙」を材料とする橋の模型を製作し,耐荷性やデザイン性を競いました.

 本年度は本校から受賞作品はありませんでしたが,構造部門では昨年クリアできなかった,40 kgの静荷重と衝撃荷重を見事に耐えることができ,今年の目標の達成と来年度へ期待の持てる結果となりました.



プレゼンの様子

2024年1027日(日)

ドボコン2024 で最優秀賞と美しい模型賞を受賞

 10月27日(日),松江市において(株)藤井基礎設計事務所主催で,災害メカニズムを伝える土木模型を競う「ドボコン(審査委員長 インフラ・ラボ代表取締役 松永昭吾 氏)」が開かれました.

 100円ショップの材料で作成した模型で,いかにわかりやすく災害のメカニズムを伝えるかを競うコンテストです.このコンテストにおいて

松江高専4年生の環境・建設工学科

郷原大聖・津森隆大・日野雄登チームが最優秀賞

樋口茜音・安藤優衣・西尾心音チームが美しい模型賞

を受賞しました.本年度初めて開催されたコンテストで,大学生チームを抑えて初代王者の座を獲得しました.


以下、各種メディアへの掲載情報

1)TSKさんいん中央テレビ(11月27日まで)

 https://youtu.be/XGtC65idTzI

2)日経クロステック_Web(動画は有料会員限定)

 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/02068/?ST=nxt_thmkn_const

3)藤井基礎設計事務所

 https://www.facebook.com/fujiikiso

 https://www.facebook.com/shunitsu.fujii


2024年10月25日(金)

地域建設史「神門通りの道づくり」と「県庁周辺のモダニズム建築」のご講演

 10月25日(金)に,3年生の授業「地域建設史」で,島根県土木部都市計画課の松浦様,妹尾様,島根県総務部営繕課の井上様,に来ていただき,「島根県土木部の仕事」,「県庁周辺のモダニズム建築」,「神門通りの道づくり」,についてご講演をいただきました.島根県土木部の仕事の内容,出雲大社の門前の神門通りの再生計画の工夫や,島根県庁周辺に評価の高いモダニズム建築が多数あることを学びました.松浦さんは環境・建設工学科の卒業生で,土木技術者のタイムスケジュールをわかりやすく説明してくださいました.11月と12月には,「県庁周辺のモダニズム建築」と「神門通りおよび出雲大社」の現地見学を行う予定です. ご講演いただいた方々,ありがとうございました.

2024年111日(金)更新

2年生 「創造演習」の授業で水質分析を実施

 2年生の「創造演習」で,態系に大きな影響を与える要因である水中の溶存酸素濃度を分析を行いました.池にはメダカもいましたが,どのぐらいの濃度が得られるでしょうか?この後,あまり生物が見当たらなかった排水溝の水の溶存酸素も調べました.しっかり差が出ると良いのですが・・・.環境・建設工学科では,環境評価をする上で必要となる分析技術を身につけます. 

2024年1012, 13日(土, 日

2024年度 『高専祭』‼ 

 10月12, 13日(木)に 2024年度 高専祭 が開催されました。当日は,模擬店の出店やゲストLiveなど,様々なイベントが催され,大変な盛況の中今年度の高専祭は幕を下ろしました。

 環境・建設工学科の科展示では,建築模型の展示および作成コーナーの他,液状化現象や細胞の働きについての展示など,学生が主体となり,科展示を作り上げました。

 また,来年度の高専祭を楽しみにしていただくとともに、引き続き松江高専,そして環境・建設工学科をどうぞよろしくお願いいたします。

2024年8月8日(木)

3年生を対象に特別講義を実施 

 8月8日(木)に環境・建設工学科3年生を対象に「セメント系固化材に関する特別講義」を実施しました。セメント協会から講師の方にお越しいただき,セメントやセメント系固化材に関する講義をしていただきました。講義では実際に地震後に調査に行かれた際の写真などを交えて説明していただき,学生たちは地盤改良に関する知識や重要性について学ぶことができました。なお,本講義は建設材料学の授業の一環として行われました。 

2024年7月16日(

3年生 ICT施工などの最新技術を体験

 7月16日(火)に,環境・建設工学科3年の44名が建設中の山陰道湖陵・多伎道路久村地区第2舗装工事の現場(受注者:奥村組土木興業(株))で実地研修を行いました。 

 はじめに,多伎コミュニティーセンターで工事概要や施工手順について学び,現地に移動して松江国道事務所の 山本 圭一 建設監督官 から今年度開通予定の山陰道湖陵・多伎道路について解説を聞き,その後,実地研修を行いました。
 実地研修では,4班に分かれ,(1)上層路盤(As安定処理)の施工(最新マシンコントロール技術の活用),(2)ICT舗装工(3次元測量技術を活用した出来形管理)の実施例,(3)「働き方改革」に向けたICTルールの活用(3次元測量,写真管理等の施工管理支援システム),(4)ドローンを用いた3次元測量技術,の4つのフィールドを見て回りながら舗装工事の現場における最新技術を体験しました。
 上層路盤(As安定処理)の施工フィールドでは,当初舗装工事の施工状況を見学する予定でしたが,天候不安定で舗装工事を中止したため内容を変更し,3D-MCアスファルトフィニッシャーの運転席に学生が乗り,操作レバーを握り,舗装工事の模擬体験と3D-MCグレーダのデモ走行を見学しました。ICT舗装工の実施例では,地上型レーザースキャナーおよびレザートラッカー実機による計測実演と出来形管理における3次元計測装置の有効性について実施や計測データを確認しながらその有効性について確認しました。また,ICTツールの活用では,普段の授業では使用しない追尾型の測量機器と携帯端末を用いた出来形測量やタブレットを用いた写真管理を体験し,最新のデジタル技術を用いた施工管理支援システムについて学びました。さらに,ドローンを用いた3次元測量技術では,有資格者の指導の下,ドローンの実機の操作を体験しました。当日は、松江高専環境・建設工学科の卒業生2名も参加し、実地研修をサポートして下さいました。 

 開通前の山陰道の舗装工事現場における実地研修で,建設現場における最新のデジタル技術を用いた測量機器や建設施工機械を体験することで,今後の進路を考える上で、貴重な体験をすることができました。関係の方々,貴重な機会を提供していただき,誠にありがとうございました!

2024年7月11日(

湖北中学校でキャリア教育出前講座を実施!

 建設産業は地域のインフラ整備・メンテナンス、災害対応等を担う地域を支える重要な産業ですが、就業者の減少や高齢化の進行により、人手不足や技術承継が大きな課題となっています。島根県土木部と松江高専環境・建設工学科が共催で、湖北中学校の中学校3年生53名に対して、7月11日(木)にキャリア教育出前講座として建設技術体験を実施しました。 

 第1部として、建設分野を専門とする学校での学び、将来の仕事と社会での果たす役割について、環境・建設工学科の大屋誠教授と環境・建設工学科4年奥原千博君(湖北中学校出身)、専攻科生産・建設システム工学専攻2年の宮本鉄平君と野津秀太君から講演を行いました。奥原君からは、「未来への設計図~みんなに伝えたいこと~」として、進路選択における自分の経験と将来について考えることの重要性を、また、宮本君と野津君からは、建設分野のデジタル技術を用いたBIMモデルの自動化技術やAI活用技術などの最新の技術についてわかりやすく説明してくれました。 

 第2部として、実践教育支援センター第3班と環境・建設工学科5年生、専攻科生の協力で、(1)測量技術とUAVによる自動飛行体験、(2)仮想現実✕まちづくり体験(デジタルツインとVR)、(3)赤外線カメラによるインフラ構造物点検体験、(4)レーザースキャナーによる3次元計測体験の建設技術体験を実施しました。生徒たちは、中学で学んでいる数学やプログラミング技術を用いて、建設分野で用いられている機器を直接操作し、また、バーチャル空間のまちをVRを用いて体験することで、将来の仕事を楽しみながらイメージすることができました。 

20246月28日(

学生の表彰式を実施しました!

 6月8日(土)に広島工業大学で開催された第76回 2024年度(令和6年度)土木学会中国支部研究発表会において,環境・建設工学科卒業の専攻科生3名が「若手優秀発表者賞」を受賞しました。このことを受けて,学科で表彰式を実施しました。受賞学生は土木学会中国支部商議員でもある学科長の淺田先生から賞状を受け取りました。

受賞者と発表タイトルは以下のとおりです。

〇桑原 慎太郎(生産・建設システム工学専攻 1年(環境・建設工学科出身))

 タイトル:蒸気養生槽内での型枠の上下関係による凍結融解抵抗性への影響

〇河野 栞(生産・建設システム工学専攻 1年(環境・建設工学科出身))

 タイトル:湿式動圧ろ過における各改質工程がフライアッシュモルタルに及ぼす影響

〇野津 秀太(生産・建設システム工学専攻 2年(環境・建設工学科出身))

 タイトル:深層学習を用いた3次元形状の復元方法の検討

 2024年3月14日(木)

環境・建設工学科の取り組みが 日本工学教育協会「工学教育賞」 を受賞!

 日本工学教育協会の第28回工学教育賞において,環境・建設工学科のインフラDXを牽引する次世代建設技術者の人材育成に関する取り組みが工学教育賞(業績部門)を受賞しました.本賞は,工学教育ならびに技術者教育等に対する先導的・革新的な試みによって,その発展に多大な影響と貢献を与えた業績に対して贈られる賞です.

 現在,建設分野では,労働力不足を解決する一つの取組として,デジタル技術の活用(建設デジタルトランスフォーメーション:DX)による,建設業界全体の生産性の向上に向けた取組が進められています.環境・建設工学科では,建設 DX に対応可能なデジタル技術に強い実践的な建設技術者の育成を目的とし,BIM/CIM(Building/ Construction Information Modeling)と呼ばれるモデリング技術や,AI (Artificial Intelligence; 人工知能) 等を活用するための技術や知識を習得できるよう授業を行っています.この度の工学教育賞の受賞は,こうした活動が高く評価された結果といえます.


*受賞内容*

工学教育賞(業績部門)                                                      松江工業高等専門学校 環境・建設工学科                                               「インフラDXを牽引する次世代建設技術者の人材育成」

https://www.jsee.or.jp/about/award/jsee-prize


*本取り組みに関する授業の一例*

4, 5年生授業 「建設プロジェクト」 (UAV操縦体験,3Dモデリング(測量),成果発表会の様子)

2024年314日(

環境・建設工学科 「スタートアップ事業」成果報告!

 本年度本校は,文部科学省のスタートアップ事業高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業*)に採択され,学科あるいは学科を横断して,学生がものづくりや研究など様々な活動にチャレンジしています.

 環境・建設工学科のスタートアップ活動では,メタバース,橋の設計,家の模型作成から微生物を用いた水処理など,幅広い分野で学生が活動しています.一部の活動については,2023松江テクノフォーラム企業紹介「スタートアップゼミ学生プロジェクトポスター発表会」で活動内容を口頭発表し,活動内容が高く評価されました.

 高専スタートアップ事業は,起業を含め自由な発想でチャレンジできる環境の整備や人材育成を行う戦略的な取組を行う高専に対して,文部科学省が経費を補助するものです.本事業を通して,学生が技術を用いて社会課題解決に取り組む活動を後押し,地域活性化にも貢献することを目指します.今後も,学生が主体的に活動に取り組み,様々な課題解決にチャレンジしてくれることを期待しています.


* https://www.mext.go.jp/content/20230313-mxt_senmon01-000028173_02.pdf 

2024年1月16日(火)

国土交通省松江国道事務所所長 近藤様 のご講演

 1月16日(火)に,3年生の授業「地域建設史」で,国土交通省松江国道事務所所長の近藤様に,「島根県内のインフラ整備について」と題して,ご講演いただきました.お話の中では,日本の土木行政の歴史や,まちづくりとの関連性,最先端の技術を活用したインフラ整備などについてご説明していただきました.また,ご講演を通して,インフラ整備が社会背景や社会の発展と密接に関わっていることを学びました.ご講演ありがとうございました.

2024年1月9日(

隠岐ジオパークの活動についてのご講演

 1月9日(火)に,隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会の事務局長 野邉一寛様にお越しいただき,3年生の「地域建設史」授業で,隠岐ジオパークの活動についてご講演いただきました.隠岐が,地球科学的にも文化的にも非常にユニークな地域であることと,そのことを活用したまちづくりの考え方,地元を知ることの重要性について学びました.また,ジオパークは一度認定されたら終わりではなく,発展的に活動を進めることが求められていることも学びました.講演ありがとうございました.

2023年12月18日()

環境・建設工学科3年の「1日職場体験」の様子が島根NEWS WEBでご覧になれます

 10月31日に行われた,環境・建設工学科3年の「1日職場体験」の様子が島根NEWS WEB 「建設業に関心を 高専生が工事現場で体験学習 松江」の記事が掲載されています(https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20231031/4030017505.html).体験の様子や学生へのインタビューが見れますので,ぜひご覧ください.

2023年12月7日(木)

国際学会8th STI-Gigaku 2023にて「Best research presentation award」を受賞

 11月6日(月)・7日(火)に長岡技術科学大学で開催された国際会議8th STI-Gigaku 2023において,環境・建設工学科5年の福間響くんが「Best research presentation award(ベスト研究発表賞)」を受賞しました.「STI-Gigaku」は,SDGs 達成に向けてグローバルな社会課題を解決する方法について議論する国際会議で,2016 年度より毎年開催されています.会議での発表はポスター発表でしたが,福間くんが事前に準備した発表やポスターの工夫などが評価され受賞しました.福間くんは本校の専攻科に進学予定のため,今後の活躍と更なる研究の発展に期待しています.

発表タイトル:Fundamental Study on Effect of Unevenness of Tunnel Face on Risk of Falling Rocks

著者:Hibiki Fukuma(*1), Yasuyuki Okazaki(*1), Hisashi Hayashi(*2), Hiroki Manabe(*3), Kazuyoshi Takahashi(*4)

所属:*1 NIT, Matsue College(松江高専), *2 NIT(西日本工業大学), *3 NIT, Sasebo College(佐世保高専), *4 NUT(長岡技術科学大学)

ポスター発表の様子

開会式の様子

2023年12月5日(火)

環境・建設工学科 3年生 地域建設史で「神門通りの道づくり」と「出雲大社」の現地見学を実施!

 12/5(火)に,3年生の授業「地域建設史」で出雲大社見学と神門通り見学へ行きました.10月10日(月)に島根県土木部都市計画課の妹尾様ご講演いただいた「神門通りの道づくり」の内容を踏まえたもので,現地で,観光振興を踏まえた様々な工夫について学びました. 

 午後には出雲大社を訪問し,(株)ナカサンの代表取締役社長の中筋雄三様に,出雲大社の社につながる参道の建築的な工夫,本殿の特徴,出雲大社が立地する大社地域の特性などについてご説明をいただきました.たいへん,ありがとうございました.まちづくりを計画する上での手順や工夫,地域の風土と建設のつながりについて学ぶことができました.


2023年124日()

「メンテナンス工学」で「VR橋梁点検」についての特別授業を実施

 12/4(月)に,5年生の授業「メンテナンス工学」で外部講師をお招きして「VR橋梁点検」についての特別授業を行いました.

 講師として中国道路メンテナンスセンターの方にお越しいただき,国や自治体の職員を対象として実施されている「VR技術を活用した橋梁点検・診断講習会」を学生向けにアレンジして実施していただきました.VR体験を通して,橋梁の点検方法や診断技術についての理解を深めることができました.実施していただいた,中国道路メンテナンスセンターの皆さま,誠にありがとうございました.

2023年11月11日(土)・12日(日)

全国高等専門学校デザインコンペティション2023 in 舞鶴に参加!

 11月11日(土)・12日(日),舞鶴市総合文化会館・舞鶴赤れんがパークにおいて開催された第20回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)2023 in 舞鶴の「プレデザコン 創造デザインフィールド」と「構造デザイン部門」に本校のデザコンチームが参加しました.「プレデザコン 創造デザインフィールド」では,次回大会で使用するトートバッグのデザインを創作し(下写真参照),そのデザイン性を競いました.「構造デザイン部門」では,33高専54チームが参加し,「紙」を材料とする橋の模型を製作し(下写真参照),耐荷性やデザイン性を競いました.

 その結果,「構造デザイン部門」では,残念ながら受賞することができませんでしたが,「プレデザコン 創造デザインフィールド」では,応募した作品「紬(つむぎ)」のデザイン性が評価され,「特別賞」(各フィールドで3番目の賞)を受賞することができました。今回の受賞の喜びを糧として,来年の大会で学生たちが更なる活躍をしてくれることを期待しています.

■特別賞

応募学生:岡蓮小林葵,池袋蒼空

作品名:紬(つむぎ)

関連URL:https://xn--tckf4c8j.com/docs.php?n=bumon5_kekka.pdf

開会式の様子

トートバッグ作品「紬(つむぎ)」

トートバッグ作品「繋げ阿南に。」

作製した橋の模型のポスター

作製した橋の模型(実物)

作製した橋の模型への載荷風景

2023年10月31日(火)

環境・建設工学科 3年生「1日職場体験」を実施!

 島根県建設業協会青年部会様にご協力いただき,10月31日(火)に,環境・建設工学科3年生を対象とした1日職場体験を行いました.学生を1〜4名のグループに分け,松江・出雲・大田・奥出雲の14箇所の建設・建築現場で,朝から夕方までの職場体験をさせていただきました.現場の技術者の方から丁寧なご指導いただき,建設業の実際を体験することができました.学生たちがキャリアを考える上で,大変有意義な経験になりました.建設業協会青年部の方々,各会社および各現場のご担当者様,ご協力大変ありがとうございました.

2023年10月25日()

水中の溶存酸素濃度の分析実験

 環境・建設工学科2年生の「創造演習」で,水中の溶存酸素濃度を分析する実験を行いました.校舎内の池と排水溝の水の酸素量を調べます.酸素量は生態系に大きな影響を与える重要な環境指標です.池にはメダカがおり,排水溝には目立った生物はいませんでした.酸素濃度と関係しているでしょうか?今回の実験を通して,環境分析技術を身につけます. 

2023年10月24日(火)

環境・建設工学科3年生 「地域建設史」で松江城および松江歴史館を見学!

 環境・建設工学科3年生の「地域建設史」で,10月24日(火)に松江城と松江歴史館の見学を行いました.特に,松江城では,松江市文化スポーツ部文化財課の飯塚康行様に案内していただき,最近の発見についても,学ぶことができました.天守閣からは,開放的な景観を見ることができました.また,松江歴史館では,松江城下町の成り立ちについて調べることができました.飯塚様,ありがとうございました.11月には県庁周辺のモダニズム建築見学を行い,松江城と県庁周辺の建築物との関係性について学ぶ予定です.

2023年1010日()

地域建設史「神門通りの道づくり」と「県庁周辺のモダニズム建築」のご講演

 10月10日(火)に,3年生の授業「地域建設史」で,島根県総務部営繕課の井上様と山本様,島根県土木部都市計画課の妹尾様と山﨑様に来ていただき,「神門通りの道づくり」,「島根県土木部の仕事」,「県庁周辺のモダニズム建築」,についてご講演をいただきました.出雲大社の門前の神門通りの再生計画の工夫や,島根県長周辺に評価の高いモダニズム建築が多数あることを学びました.今回学んだ知識を踏まえ, 11月と12月には,それぞれ,「県庁周辺のモダニズム建築」と「神門通りおよび出雲大社」の現地見学を行う予定です.

2023年8月10日(木)

環境・建設工学科5年生が「大田市新庁舎と子育て総合支援拠点施設および駅周辺のまちづくり」に関する最終報告会を実施! 

 8月10日(木),環境・建設工学科5年生11名が3班に分かれ,建設プロジェクト2の授業で取り組んだ「大田市新庁舎と子育て総合支援拠点施設および駅周辺のまちづくり」に関する最終報告会とポスターセッションを,大田市役所4階の大講堂で実施しました.本講義は,これまで学んできた専門的知識や3Dモデリングなどのデジタル技術を活用し,地域の課題解決に取り組むPBL型授業です.最終報告会には大田市から楫野市長をはじめ,多くの職員の方々にご参加いただき,学生の提案に対して貴重な意見やアドバイスをいただきました.また,本講義の実施にあたり,大田市建設部建築営繕課の皆様にご協力いただきました.ご参加・ご協力いただいた皆様,この度は誠にありがとうございました.

 最終報告会に関する情報が,島根 NEWS WEBでもご覧になれます.よろしければこちらからご覧ください.

2023年8月9日(水)

環境・建設工学科3年生が「松江高専屋上の屋上防水改修工事」を見学! 

 8月9日(水)に,環境・建設工学科3年生が校舎の屋上防水改修工事を見学しました.教室での概要説明の後に屋上へ上がって見学し,シートを張り合わせる作業などの体験もさせていただきました.普段は屋上に出ることはできないため屋上に上がるのも初めてで,シートが敷設されているなどと想像もしていなかった学生達にとって,新たな知見を得る良い機会となりました.

 現場見学を実施していただいた,長岡塗装店の皆さま,この度は誠にありがとうございました.

202389日(水)

松江市本庄公民館で出張講座「ミニ木材で橋の模型を作ろう!」を実施!

 89日(水),松江市本庄公民館で,小学生を対象に橋の面白さを伝える出張講座「ミニ木材で橋の模型を作ろう!」を行いました.普段何気なく見ている街中の景色の中にも,様々な種類の橋があることを知るとともに,各々が橋の模型を製作することで橋の面白さや奥深さを知ってくれたと感じています.将来,本学科で橋などの構造物に関する勉強をしてくれると嬉しく思います.

 ご参加いただいた小学生の皆様,大変ありがとうございました.

フリー見学の様子

2023年8月4日(金)・5日(土)

オープンキャンパス2023で環境・建設工学科を紹介!

 8月4日(金)・5日(土),本校でオープンキャンパス2023が開催されました.オープンキャンパス2023では,「学校の概要説明」や各学科の「ミニ実験実習」,各学科のブースを自由に見学する「フリー見学」などが行われました.本学科のミニ実験実習では,「モデルハウスの作成」と「DNAの抽出実験」の講座が開かれ,多くの中学生が実験実習を体験しました.また,本学科のフリー見学では,「コンクリートの診断」や「VR体験」,「微生物の観察」などの様々なコーナーを見学してもらいました.その際には,本学科の学生たちが積極的に学科紹介をしてくれました.

 暑い中ご参加いただいた皆さま,大変ありがとうございました.

モデルハウスの作成

DNAの抽出実験

コンクリートの診断

VR体験

微生物の観察

パスタでの橋の模型作成

2023年7月21日(金)

環境・建設工学科4年生が「安来市の橋梁建設現場」を見学!

 7月21日(金)に,環境・建設工学科4年生が安来市に現場見学に行きました.現場は,プレストレストコンクリートを用いた橋梁の建設工事の現場でした.見るだけではなく,鋼材の緊張作業の一部を体験させていただいたり,鉄筋コンクリートとプレストレストコンクリートの違いを体験させていただいたりして,知見を広げることができました.

 現場見学を実施していただいた,島根県松江県土整備事務所・オリエンタル白石株式会社の皆さま,この度は誠にありがとうございました. 

京都大学吉田キャンパスにて

2023年623日() - 6月25日()

環境・建設工学科3年生が「京都・大阪研修旅行」を実施

 6月23日(金) - 6月25日(日)の2泊3日の日程で,環境・建設工学科3年生が京都・大阪に研修旅行に出かけました.研修では,京都大学吉田キャンパスの見学,京都市内の散策の他,最終日にはユニバーサルスタジオジャパンを訪れ,楽しい時間を過ごしました.特に,京都大学吉田キャンパスでは,キャンパス内を見学した他,京都大学総合博物館を訪れ,貴重な学術標本資料を目にすることで, 文化・自然・科学への 興味関心が高まったことと思います.

 コロナ禍の3年間で,学校行事として遠出することも,ほとんどありませんでした.そんな学生たちにとって,同級生と出かけ,見学をし,遊ぶことは,なにより有意義な時間であったと思います.この研修旅行が学生たちにとって貴重な思い出となっていれば嬉しく思います.

2023年6月10日(

第75回土木学会中国支部研究発表会にて「若手優秀発表者賞」を受賞!

 6月10日(土)に鳥取大学で開催された第75回土木学会中国支部研究発表会において,本校専攻科の生産・建設システム工学専攻に所属する野津秀太くん(環境・建設工学科卒)が「若手優秀発表者賞」を受賞しました.

 野津くんの研究テーマは「深層学習によるセマンティックセグメンテーションを用いたインフラ施設の設備部材検出」で,AIを用いてインフラ施設の設備部材の自動検出を試みる研究です.今後のますますの活躍と研究の発展を期待しています.

発表タイトル:深層学習によるセマンティックセグメンテーションを用いたインフラ施設の設備部材検出

〇著者:野津秀太,大屋誠,小瀧初音,相谷明宏

2023年4月18日(火)

環境・建設工学科3年生が授業で「測量実習 」を実施!

 4月18日(火),環境・建設工学科年生が「測量実習3」の授業で,測量実習を行いました.「測量実習3」の授業では,本校全体の平面図を作成します.この平面図は,年生の時測量(トラバース測量)した基準点から作成していきます.新学期スタートの最初の授業は残念ながら雨でしたが,屋根のある本校の「学びの庭」を利用して雨でも実習を行うことができました(左写真参照).3年生は各班でこれから力を合わせて実習し,7月中の図面完成を目指します.みなさん,頑張ってください.

2023年4月17日(月)

環境・建設工学科1年生が授業で「水中の亜硝酸性窒素の分析」実施

 4月17日(月),環境・建設工学科1年生が「環境・建設セミナー」の授業で,富栄養化の原因物質の1つである亜硝酸性窒素の含有量を調べる実験を行いました.GR試薬を混ぜると亜硝酸性窒素を含む河川水は赤色に発色し,その色の濃さで亜硝酸性窒素濃度が分かります.実験では,分光光度計で検水の「吸光度」を測り,自分で作成した「検量線」を使って,「濃度」を算出します.ただ発色させるだけでなく,濃度換算方法まで理解することが,今回の実験の重要ポイントです.

2023年3月22日()

日本水環境学会年会 年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)受賞 NEW!

 3月14日(火) - 3月17日(金)に開催され日本水環境学会において,本校専攻科の生産・建設システム工学専攻2年 (環境・建設工学科卒業) の永妻志問君が年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を受賞しました.この賞は大学の学部生,短大生,高専生を対象としており,17名 (98名中)が受賞しています.高専としては唯一本校の学生が選ばれており,山口剛士研究室で環境中の微生物を光らせる技術開発を3年間頑張った努力が実りました.おめでとうございます.

 松江高専では国際学会や国内の学会に参加し,多くの賞をもらっています.中学生の皆さん,松江高専に進学して研究してみませんか? 

2023年3月17日()

環境・建設工学科学生の技術士1次試験合格者が年々増加中NEW!

 本校の環境・建設工学科の卒業生の多くの進路先である建設業界では,技術士は特に重要な資格です.このため,本学科では,在学中の内から積極的に技術士の1次試験に挑戦するよう促しています.容易な資格試験ではないのですが,今年度は合計11名の学生が技術士1次試験に合格しました.

 受験資格には年齢制限がないため,学生たちは様々な学年で1次試験を受験します.グラフは,今年度(令和4年度)以前に技術士1次試験に合格者した学生の人数を,学年ごとに積算して示したものです.年度を追うごとに,1次試験の合格者が徐々に増加しているのがわかります.例えば,令和4年度の5年生は,クラスの半分程度の学生が技術士1次試験に合格しています.後輩の皆さんも,先輩に負けずに頑張りましょう.令和4年度の5年生の皆さん,資格を活かした卒業後の活躍を期待しています.

2023年3月9日(木)

環境・建設工学科3年生が「第2回リバネス高専チャレンジ 大阪ベイエリア賞」を受賞!

 2月21日(火)に,環境・建設工学科3年生の小原雪奈さんが「第2回リバネス高専チャレンジ 大阪ベイエリア賞」の本賞を受賞しました.また,環境・建設工学科3年生の川上真子さんと仙田香歩さんが奨励賞を受賞しました.リバネス高専チャレンジは,実社会で生じる具体的な課題をテーマとして提示し,その解決案を研究テーマとして募集する企画です.本賞を受賞した小原雪奈さんのテーマについては,3月9日(木)の港区産業推進協議会 令和4年度報告会にて発表が行われました(下写真参照).今後は,実装を目指して奥村組土木興業株式会社と研究開発を進めていく予定です.今後の研究の発展を期待しています.

■本賞

〇小原雪奈さん(松江工業高等専門学校 環境・建設工学科3年)

研究テーマ:土木・建設業に興味を持ちたくなる公園の提案

■奨励賞

〇川上真子さん(松江工業高等専門学校 環境・建設工学科3年)

研究テーマ:弁天町の都市計画 ~住民も観光客も居心地の良い町~

〇仙田香歩さん(松江工業高等専門学校 環境・建設工学科3年)

研究テーマ:土木・建設に興味が持てる玩具

※第2回リバネス高専チャレンジ指導者:環境・建設工学科 准教授 小川芳也

詳細URL:https://lne.st/2023/02/21/kosen-challenge-bay-area-award/

2023年2月15日(水)

環境・建設工学科3年生を対象に「建設業とトンネルに関する講演会」を実施!

 2月15日(水)に,環境・建設工学科3年生を対象に「建設業とトンネルに関する講演会」を実施しました.講演は,NPO法人 トンネル工学研究会に所属する,一般財団法人 先端建設技術センター 山本拓治様と株式会社テムロ 中村明彦様にしていただきました.トンネル工学研究会は,トンネル・地中構造物分野に関する情報発信や講演,技術者の育成支援などを行っているNPO法人です.

 山本様には,「建設業の業務概要(発注者,設計者,施工者)」について,中村様には,「トンネルのはなし」についてご講演していただきました.これらのご講演により,学生たちは建設業界やトンネルに関する基礎知識を得ることができたと思います.今後の進路を考える際に少しでも役立ててほしいと思います.ご多忙の中,ご講演いただいたご両名様,大変ありがとうございました.

2023年1月24日

CVG(キャンパスベンチャーグランプリ)中国大会2022で「最優秀賞」を受賞

 1月10日(火)に,本校専攻科の生産・建設システム工学専攻に所属する樋口ひなたさん(チーム代表者)・永妻志問くん・中祖惟月くん・村上穂香さん(4人ともに環境・建設工学科卒)がCVG中国大会2022の「最優秀賞」を受賞しました.CVGは,新産業の創出を主な目的として開催されているビジネスプランコンテストで,大学・高等専門学校・短期大学などに在籍する学生を対象にしたコンテストです.

 今回の松江高専チームは,本学科の山口剛士先生の研究室で培った水処理技術の応用 (廃棄される服を用いて水処理と服の分解を同時進行させる水処理装置)を提案し,賞を受賞しました.今回受賞したチームは2月に開催される全国大会に出場する予定です.松江高専では,学校で培った技術を応用し,今回のような様々なコンテストに参加しています.

関連URL:https://cvg.nikkan.co.jp/index/chugoku/

2023年1月16日(月)

環境・建設工学科3年生を対象に「隠岐ジオパークの活動についての講演会」を実施!

 1月16日(月)に,環境・建設工学科3年生の「地域建設史」の授業で,隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会の事務局長 野邉一寛様にお越しいただき,隠岐諸島の特長や隠岐ジオパークの活動内容についてご講演いただきました.隠岐が地球科学的にも文化的にも非常にユニークな地域であることや,隠岐ジオパーク推進協議会が様々な大手企業やグループと連携して,発展的に活動していらっしゃることなどがわかりました.また,ご講演を通して,地域の特長を活用したまちづくりの重要性や面白さを学ぶことができました.

 ご講演していただいた野邉様,この度は大変ありがとうございました.

2022年12月19日(月)

環境・建設工学科2年生が「出雲市のトンネル建設現場」を見学!

 12月19日(月)に,環境・建設工学科2年生が「出雲市(斐川IC近辺)の阿宮武部トンネルの現場見学」に行きました。 阿宮武部トンネルは,フクダ・中筋組・平井建設特別共同企業体により工事が進められていますが,学生たちは複数の企業でトンネル工事を行っているという説明を受け,驚きを感じていました。また,トンネル工事中に突発的に生じる湧水等の想定外のことが起きた際にどのように対応するかの説明を受け,メンタル面や技術面で新たに色々と感じることがあったようでした。トンネルの現場見学にはなかなか行くことができませんので,学生たちにとっては貴重な体験になったことと思います。本学科では,このような現場見学を通じて座学(授業) で行ったことがどのように生かされているかを定期的に確認しています。

 現場見学にご協力いただいた皆様,この度は大変ありがとうございました.

2022年12月10日(土)・11日(日)

全国高等専門学校デザインコンペティション2022 in 有明に参加!

 12月10日(土)・11日(日),大牟田文化会館において開催された第19回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称:デザコン)2022 in 有明の「プレデザコン 創造デザインフィールド」と「構造デザイン部門」に本校のデザコンチームが参加しました.「プレデザコン 創造デザインフィールド」では,次回大会で使用するトートバッグのデザインを創作し(写真参照),そのデザイン性を競いました.「構造デザイン部門」では,35高専のデザコンチームが参加し,「紙」を材料とする橋の模型を製作し,耐荷性やデザイン性を競いました.

 デザコンには,環境・建設工学科の学生が中心となって取り組んでおり,毎年,全国大会に出場しています.今回デザコンに参加した10名の学生のうち8名が環境・建設工学科の学生です.模型製作の方では,建設材料学や構造力学,CAD(Computer-Aided Design)などで学んだ知識を活かして設計をし,それを基に作業を進めていきます.今年の模型(写真参照)も前年と同様に,より良い模型を製作しようと試行錯誤を重ねてきた模型でしたが,残念ながら受賞できませんでした.今年の大会の悔しさをバネに,来年の大会で学生たちが活躍してくれることを期待しています.

2022年12月5日(月)

環境・建設工学科3年生が「神門通りと出雲大社」を見学

 12月5日(月)に,環境・建設工学科3年生の「地域建設史」の授業で,「神門通りと出雲大社」の見学を行いました.10月24日(月)に島根県土木部都市計画課の妹尾直輝様,岩野真様からご講演いただいた「神門通りの道づくり」の内容を踏まえた見学で,観光振興を考慮した様々な工夫を現地で学びました.今回の神門通り見学の様子を「NHK NEWS WEB(島根 NESWS WEB)」にて視聴することができます.よろしければ以下のURLからご覧ください.⇒https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20221205/4030014620.html

 また,午後には出雲大社を訪問し,(株)ナカサンの代表取締役社長の中筋雄三様に,出雲大社の社につながる参道の建築的な工夫,本殿の特徴,出雲大社が立地する大社地域の特性などについて,丁寧なご説明をしていただきました.大変ありがとうございました.学生たちは,用いられている技術的な工夫や風土を学ぶことで,地域と建設のつながりについて深く学ぶことができました.

2022年12月1日(木)

環境・建設工学科4年生を対象に「鋼橋梁の維持管理を目的とした意見交換会」を開催!

 12月1日(木)に,環境・建設工学科4年生の「建設プロジェクト1」の授業で,鋼橋梁の維持管理を目的とした意見交換会が開かれました.本意見交換会は,土木学会鋼合成構造維持管理編改訂委員会と腐食防食学会建設小委員会との共催で開かれたもので,松江高専の大屋誠教授から「縁結び大橋の腐食環境と維持管理における課題」,島根県土木部道路維持課の深井博史様から「島根県管理橋梁の維持管理とその課題」,西日本旅客鉄道(株)の木村元哉様から「JR西日本における鋼橋の腐食防食に関する話題」,(一財)土木研究センターの三浦正純様から「鋼道路橋の塗替え塗装後の腐食事例と課題」について情報提供をしていただきました.鋼橋梁の維持管理について,様々な観点からの知見と課題を学ぶことができました.聴講した学生は,学んだ維持管理の実際と課題を見据えて技術を学び,将来に活かしてほしいと思います.

2022年11月14日(月)

環境・建設工学科3年生が「島根県庁周辺のモダニズム建築」を見学!

 11月14日(月)に,環境・建設工学科3年生の「地域建設史」の授業で,「島根県庁周辺のモダニズム建築」の見学を行いました.島根県東部県民センター建築課の山本大輔様に来ていただき,建築家の安田臣氏,菊竹清訓氏が設計した旧博物館(竹島資料室),島根県庁,島根県立図書館,武道館について,現地でご説明していただきました.島根県庁の見学では,島根県庁が松江城の景観との融合を配慮して設計されたことなどを学びました.また,図書館および武道館の見学では,壁を45度傾けた菊竹清訓氏特有の設計の特徴などについて学びました.

 説明していただいた山本様,この度は大変ありがとうございました.

2022年11月4日(金)

環境・建設工学科3年生が「1日職場体験」を実施!

 11月4日(金)に,環境・建設工学科3年生の「地域建設史」の授業で,県建設業協会青年部会様にご協力いただき,1日職場体験を行いました.学生を2〜4名のグループに分け,松江・出雲・大田の14箇所の建設現場で,朝から夕方までの職場体験をさせていただきました.各現場とも,現場の技術者の方から丁寧なご指導をしていただき,建設業の実際を体験することができました.学生たちがキャリアを考える上で,大変有意義な経験になりました.

 建設業協会青年部の皆様,各会社および各現場のご担当者様,ご協力大変ありがとうございました.

2022年10月26日(水)

環境・建設工学科2年生が「水中の溶存酸素濃度の分析実験」を実施!

 10月26日(水)に,本学科の2年生の授業「環境・建設工学創造演習」で,水中の溶存酸素濃度を分析する実験を行いました.具体的には,身近な校舎内の池と排水溝の水を採取し,酸素量を調べました.水中の酸素量は生態系に大きな影響を与えるので,重要な環境指標となります.今回の実験は,概ねうまくいったようでした.今回の実験結果をもとにレポートをまとめることになります.2年生の皆さんが頑張って考察してくれると嬉しく思います.

2022年10月24日(月)

環境・建設工学科3年生を対象に「モダニズム建築と神門通りに関する講演会」を実施!

 10月24日(月)に,本学科の3年生の授業「地域建設史」で,島根県東部県民センター 建築課の山本大輔様,島根県土木部都市計画課の妹尾直輝様,岩野真様に来ていただき,「県庁周辺のモダニズム建築」,「神門通りの道づくり」,「島根県土木部の仕事」について,ご講演していただきました.今回の授業では,安田臣氏,菊竹清訓氏が手がけた,社会的にも評価の高いモダニズム建築が松江市に多数あることを学びました(参考HP).また,出雲大社の門前町である神門通りの賑わいの再生に向けたまちづくりが,どのように勧められてきたかを学びました(参考HP).

 11月と12月には,「県庁周辺のモダニズム建築」と「神門通りおよび出雲大社」の現地見学を行う予定です.今回の授業で学んだ知識を活かすことができる,有意義な現地見学になることと思います.ご講演していただいた皆様,大変ありがとうございました.

2022年10月12日(水)

環境・建設工学科3年生が「松江城および松江歴史館」を見学!

 10月12日(水)に,環境・建設工学科3年生の授業である「地域建設史」で松江城と松江歴史館の見学を行いました.特に,松江城では,松江市文化スポーツ部文化財課の飯塚晃一様と作野達彦様に説明と案内していただき,松江城の特徴を詳しく学ぶことができました.また,松江歴史館では,松江城下町の成り立ちについて,調べることができました.

 ご案内等していただいた飯塚様,作野様,大変ありがとうございました.

2022年8月18日(木)

松江市八雲公民館で出張授業「トリックハウスを作ろう!!」を実施!

 8月18日(木)に松江市八雲公民館で小・中学生25名を対象として,出張授業「トリックハウスを作ろう!!」を行いました.ハサミと糊をつかって,楽しくエイムズの部屋を作成しました.のぞき穴からエイムズの部屋の中を覗くと,本来は同じサイズの人型のサイズが異なって見えます.

 今回の出張授業で体験した不思議をきっかけにして,理科や工学に興味を持って欲しいと思います.参加してくれた小・中学生の皆さん,ありがとうございました.

2022年8月9日(火)

環境・建設工学科5年生が「大田市新庁舎建設とまちづくり」に関する最終報告を実施!

 8月9日(火),環境・建設工学科5年生24名が5班に分かれ,建設プロジェクト2の授業で取り組んだ「大田市新庁舎建設とまちづくり」に関する最終報告会とポスターセッションを大田市民会館で実施しました.本講義は,これまで学んできた専門的知識や3Dモデリングなどのデジタル技術を活用して地域の課題解決を図るPBL型授業です.最終報告会には大田市から楫野市長をはじめ,多くの職員の方々に参加いただき,学生の提案に対して貴重な意見やアドバイスをいただきました.また,本講義の実施にあたり,大田市建設部建築営繕課にご協力いただきました.皆様,大変ありがとうございました.

   「NHK NEWS WEB(島根 NESWS WEB)」にて,以上の最終報告会に関するニュースを視聴することができます.よろしければ以下のURLをご覧ください.⇒https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220809/4030013467.html

オープンキャンパス担当メンバー

2022年8月5日(金)・6日(土)

オープンキャンパス2022で環境・建設工学科を紹介!

 8月5日(金)・6日(土),本校でオープンキャンパス2022が開催されました.オープンキャンパス2022では,「学校の概要説明」や各学科の「ミニ実験実習」,各学科のブースを短時間で見学する「5学科巡り」などが行われました.本学科のミニ実験実習では,「モデルハウスの作成」と「DNAの抽出実験」の講座が開かれ,多くの中学生が実験実習を体験しました.また,本学科の5学科巡りでは,本学科の特徴を説明した後に,「コンクリートの診断」や「3Dモデリング技術」,「微生物の観察」などの様々なコーナーを見学してもらいました.その際には,本学科の学生たちが積極的に学科紹介をしてくれました.

 暑い中ご参加いただいた皆さま,大変ありがとうございました.

モデルハウスの作成

DNAの抽出実験

5学科巡りでの学科紹介風景

コンクリートの診断

紙で作る橋(デザコン)

3Dモデリング技術

微生物の観察

考案した防災ベストの紹介

2022年7月21日(木

岡崎研究室の学生が出雲市のトンネル建設現場を見学!

 7月21日(木),本学科の教員である岡崎泰幸先生の研究室の学生たち(5年生3名)が出雲市のトンネル建設現場を見学しました.現場では,特にトンネル掘削直後の切羽面(トンネルを掘削している先端部分)の様子を見学し,見学後には工事概要やトンネル工事の説明を受けることができました.学生たちにとってはなかなか見学できないトンネル工事の見学ということもあり,貴重な機会になったことと思います.

 現場見学にご協力していただいた島根県庁,株式会社フクダの皆様,この度は誠にありがとうございました.最後まで滞りなくトンネルの建設が進捗することをお祈り致しております.

2022年7月16日(土)

益田市市民学習センターで出張講座「ミニ木材で橋の模型を作ろう!」を実施!

 7月16日(土),益田市市民学習センターで,小学生を対象に橋の面白さを伝える出張講座「ミニ木材で橋の模型を作ろう!」を行いました.普段何気なく見ている街中の景色の中にも,様々な種類の橋があることを知るとともに,各々が趣向を凝らした橋を製作することで橋の面白さや奥深さを認識してくれたと感じています.将来,本学科で橋などの構造物に関する勉強をしてくれると嬉しく思います.

 ご参加いただいた小学生・高橋建設株式会社の皆様,ご協力いただいた益田市産業経済部産業支援センターの皆様,大変ありがとうございました.

2022年6月23日木)

水理・水工系の学生を対象に「斐伊川水系の概要・治水対策・流域治水に関する話題提供会」を開催!

 6月23日(木),環境・建設工学科の水理・水工系の研究に取り組んでいる荒尾研・広瀬研・小川研の学生を対象に,斐伊川水系の過去から現在までの変遷や特徴などの概要・河川がはん濫等の水害を生じないようにするための対策(治水対策)・はん濫等の水害が発生した際に影響を受ける関係者全員で取り組む減災対策(流域治水)について,話題提供をしていただきました.

 学生からは,河川整備の基準・内水はん濫の対策・数値シミュレーションの考え方などの多くの質問が出されて,予定時間を超過する大変充実した機会となりました.これからの卒業研究や普段の生活において,学んだ知識が活かされることを期待しています.

 国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所計画課長の大山璃久様・技官の奥野萌花様,ご協力大変ありがとうございました.

2022年6月13日月)

第74回土木学会中国支部研究発表会にて「若手優秀発表者賞」と「コメンテーター特別賞」を受賞!

 5月21日(土)にオンラインで開催された第74回土木学会中国支部研究発表会において,本校専攻科の生産・建設システム工学専攻に所属する永妻志問くん(環境・建設工学科卒)が「若手優秀発表者賞」を受賞しました.また,研究発表会の前日にオンラインで開催された特別企画のビッグピクチャー学生交流会においても,本校専攻科の生産・建設システム工学専攻に所属する永妻志問くん, 中祖惟月くん,村上穂香さん(3人ともに環境・建設工学科卒)によるプレゼンテーションが評価され,「コメンテーター特別賞」を受賞しました.

 三人の今後のますますの活躍を期待しています.

2022年5月20日(金)・21日(土)

松江高専主管で「令和4年度土木学会中国支部研究発表会」を開催!

 5月20日(金)・21日(土)に,松江高専主管で「令和4年度土木学会中国支部研究発表会」がオンライン開催されました.20日は,「中国地方のビッグ・ピクチャー -社会基盤の“今”を俯瞰し,“未来”を描く-」の題名で,松江高専の大津宏康校長が特別講演をされ,その後に,中国地方の高専生・大学生のチームが,各自が考えるビッグ・ピクチャーについて発表しました(左写真参照).21日には,土木分野の7つの部門において研究発表会が開かれ,164件の発表がありました.

 今回の学会運営では,数多くの環境・建設工学科の学生にもご協力いただきました(下右写真参照).学会の運営に携わってくださった皆様,大変ありがとうございました.